朝散歩の風景「ど根性タチアオイ」(2020.06.03 up)
まず最初に、「ど根性」というタイトルを付けたことをお詫びします。
「ど根性」植物とは、大抵の場合、ありえないような道路の隙間や擁壁などから生えているもの。
その点、この「タチアオイ」(ですよね?)さんは、相当な根性があるのは間違いないのですが、場所的には「居候」というか「押しかけ婚」というか…。
いやね、人見街道沿いの植え込みに目を落としながら、「緑の鮮やかな季節だな」「そろそろ剪定したほうがいいかな」と思いながら歩いていたのですよ。
そうしたら、「ん?」「えっ?」と二度見。
明らかになにか違うものが、どーんと生えている。
なんじゃこの存在感主張し過ぎな植物はー(カネオくん風)
なんかもう、生まれたときから(生えたときから?)側にいるカーブミラーという大きな存在を目標として、そして追い越そそうとしているかのよう。
だがしかし、タチアオイよ。そこに達してしまったら、バベルの塔を築いた人間のように、道路管理者という名の神に…。いや、言うまい。
左車線から見ると、選挙期間中に歩道からドライバーに向けて手を振る候補者のような存在感になっていました。
どこからか飛んできたのか、誰かが植えたのか。大いなる謎。
それにしても、尾張家ゆかりの鷹場である野崎の地に、我こそはと咲き誇る「葵」とはまた見事かな。
コメント
バベルの塔に、候補者に、歴史だったり、おもしろい。