選挙の振り返り

先だっての選挙から20日が経過しました。
強く話題にしておきながら、結果については全く触れていなかったので、区切りとして簡単な振り返りをしておこうと思います。
 
まず、具体的な出来事やその良し悪し、結果分析的なことは、あえて書かないことにしました。
というのも、今回はどの業界も地域団体も完全な一枚岩ということはなく、地域を良い方向に進めていきたいという思いは同じながら、人とのご縁や少しの価値観の違いで行動が分かれた選挙だったからです。
このため、開票当日の個人的感動をことさらに述べ立てたり、勝因や敗因の分析をすることにあまり意味を見いだせないのです。
 
実際、選挙中も選挙後も、嬉々として相手側を叩くような言動をとっていた人は、どちらの側からも眉をひそめられているように感じます。
 
もちろん、立場上、出処進退を明らかにせざるを得ないというケースはあるでしょうが、地域で役割を得ている方々や関わっている市民の気持ちとしては、是々非々の姿勢でとにかく新しい未来に向かっていこうという思いであると考えます。
 
では、何を振り返るのかというと、極めて私的な体験と気づきになります。
 
今回、私にとっては「旗幟を鮮明にすることによる信頼」と「言葉の力」というものが、自分がこれまで考えていた以上のものであることを強く認識する機会となりました。
自分が書いた文章を読んだ人の心が動き、行動が変わる…。これまでに様々な仕事を経験しながら、専業の人には及ばないまでも、多くの文章を書き、人前でお話もしてきました。
でも、こちらから尋ねてもいないのに、会う人会う人感想を返してくれるというような体験は、本当に初めてのことだったのです。
 
正直なところ、いくら一個人としてプライベートな時間でのアクションとはいえ、地域密着の仕事をしている以上、発した言葉と行動の結果によっては職を辞す必要もあると考えていました。
そういった思いを乗せて飛ばした言葉が、それこそ陣営さえこえて「その言やよし」という反応を連れて帰ってきてくれたことに、我がことながら心底驚いたという次第です。
 
まだかなり濃いもやに包まれていて、自分でもかたちがよくわからないのですが、20-30代の社会人としての序盤戦を経て、40-50代に何にどう取り組むか、答えがすぐ傍ら、足元にあるような気がしてきました。

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