大学マネジメント研究会 第17回総会・記念講演会
3月29日(土)、受付のお手伝い&一会員として、古巣の大学マネジメント研究会の「第17回総会・記念講演会」に参加してきました。
講演の部は、次のとおり。
総会記念講演1
「金沢大学の課題と取り組み~ガバナンスを中心に」
山崎 光悦 氏 金沢大学理事・副学長(学長予定者)
総会記念講演2講演1は、途中までは、新たな指針「金沢大学スグローバルスタンダード(検討中)」や、学域学類制への移行、教育組織と研究組織の分離、共通教育の再構築、大学院改革や共同大学院の設置、研究分野の重点化、テニュアトラック、国際化に向けた体制、地域の拠点大学としての取り組み・・・
「2014年の大学改革(の全体像)を展望する」
浅田 和伸 氏 文部科学省高等教育局高等教育企画課長
などなど、昨今の様々な取り組みの紹介という趣だったのですが、ガバナンス改革の話題に入った途端、急に面白くなりました。
やはり、この4月から学長になる方が、これから取り組もうとしていることを話すとなると、お話のトーンはあまり変わらなくとも、言葉一つひとつに意志が込められていると感じました。
会場との質疑応答のやり取りも本音ベースで、とても貴重な場でした。
(どこまでオープンにしてよい会なのか明確に把握していないので、内容については控えます)
また、講演2は所用で中座しましたが、配布資料に示されている現状分析や政策説明を見る限りでは、「大学ごとに強みを明確化して、それを社会に認めさせて、生き残ってくださいよ」というのが、このところの文部科学省の一貫したメッセージなのだなということを改めて感じました。
大学マネジメント研究会は、その名の通り、大学の理事や部長クラスが主要層ではありますが、学ぶ意欲の高い中堅・若手の方や、情報収集に熱心な企業の方も多く参加している、貴重な多様さを持った会です。
様々なイベントを定期的に開催しているので、大学人の方はもちろん、大学・高等教育に関心のある方はぜひチェックしてみてください。
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