トークサロン「飛び出そう、地域へ!~学生(わたしたち)が創る”みたか”の未来~」

12/7( 土)、三鷹市市民協働センターにて、学生企画のト ークサロン「 飛び出そう、地域へ!〜学生(わたしたち) が創る”みたか”の未来〜 」に参加してきました。 市民活動・地域活動における、「言うは易く行うは難し」の典型中の典型が『学生との連携』。 もちろん、学生が主体的に活動しているというだけで、地域の空気がだいぶ変わりますので、継 続した連携になれば非常に大きな力になります。でも、地域で活動しているゼミや学生サークルなどが既にあるのならともかく、そもそも地域社会との接点の薄い学生さんと関係を築くのが困難ですし、4年制大学であれば4年で代替わりしてしまうため、つなが りができた!と思っても、その中心となる人が卒業してし まうと途絶えてしまいがちです。 これまでも、私が関わっている市民活動団体などに、興味を持った学生さんが参加してくれたことはありましたが、サークルの繁忙期や長期休暇、就活などをきっかけに縁遠くなってしまい、そのままフェードアウト…というパターンでした。 しかし!今回のトークサロンは、複数の大学からなんと20名もの学生が参加。地域の側も、ご自身が活動の中心を担っているようなキー パーソンを多く含む約40名という構成で、会場に入っただけで、今後の展開に期待を抱いてしまうほどでした。 会は、杏林大学、国際基督教大学、中央大学の学生が、それぞれ取り組みたいテーマなどをプレゼンし、その内容をもとに、市民・学生が10の島に分かれてワールドカフ ェを行うというスタイルで進みました。 学生の「こういったことが課題ではないか」「こんな地域にしたい」にも熱が入っていましたが、それ以上に、地域の側の「もっと地域に出てきてほしい」「こういう役割を担ってほしい」という学生への思いの熱いこと熱いこと。2時間の予定が、30分も超過しての閉会となりました。 学生が解決したい地域課題、地域が学生と協働したい地域課題。それこそ、教育や育児、福祉や防災など、話題は極めて多岐にわたりましたが、どのチームにも共通していたのは、「継続的な交流の機会の必要性」でした。 協働センター創設以来のイベントの中でも、有数の「熱さ」だった今回の企画。ぜひ1回限りで終わることなく、これを起点に新しい事業や連携が生まるよう、継続した開催を期待したいところです。 …というか、せっかくできたご縁、活かさ