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朝散歩の風景「ど根性タチアオイ」(2020.06.03 up)

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まず最初に、「ど根性」というタイトルを付けたことをお詫びします。 「ど根性」植物とは、大抵の場合、ありえないような道路の隙間や擁壁などから生えているもの。 その点、この「タチアオイ」(ですよね?)さんは、相当な根性があるのは間違いないのですが、場所的には「居候」というか「押しかけ婚」というか…。 いやね、人見街道沿いの植え込みに目を落としながら、「緑の鮮やかな季節だな」「そろそろ剪定したほうがいいかな」と思いながら歩いていたのですよ。 そうしたら、「ん?」「えっ?」と二度見。 明らかになにか違うものが、どーんと生えている。 あ、あれ? なんじゃこの存在感主張し過ぎな植物はー(カネオくん風) なんかもう、生まれたときから(生えたときから?)側にいるカーブミラーという大きな存在を目標として、そして追い越そそうとしているかのよう。 だがしかし、タチアオイよ。そこに達してしまったら、バベルの塔を築いた人間のように、道路管理者という名の神に…。いや、言うまい。 左車線から見ると、選挙期間中に歩道からドライバーに向けて手を振る候補者のような存在感になっていました。 どこからか飛んできたのか、誰かが植えたのか。大いなる謎。 それにしても、尾張家ゆかりの鷹場である野崎の地に、我こそはと咲き誇る「葵」とはまた見事かな。

朝散歩の風景「庚申塚児童遊園」(2020.06.02 up)

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今日の朝散歩は、国境を越えて調布領へ。 「ちょうふりょう」と打ったら、「超不良」と変換されて焦ったのは内緒です。 以降、地元に人以外には不親切なルート説明になります。 東八道路からレクサス脇の路地を南に、農地だったところがここ10年ほどで開発されたと思われる新しい住宅街を抜けると、不思議な光景が。 (以前にも何度か通ったことはあるのですが、完全に見過ごしていた場所。ブログを書くようになるとアンテナの感度が向上するようです。) 路地に囲まれた三角地帯に、小さな小さな児童遊園が。 でも、開発時に取ってつけたような雰囲気ではなく、どことなく趣を感じます。 別の角度から見てもこの小ささ。 ん!幼児用のすべり台の奥に、祠のようなものが?? そして名称。 「『庚申塚』児童遊園」ですと?! ありました!庚申塔が、しかも3塔も並んで! (近隣の住宅との位置関係で、引きの写真が撮れませんでしたが、ちゃんと屋根もついています) 「説明板もあった!これは読まねば!」と思ったらこの状態…。 これをかきわけて、「読めるっ、読めるぞっ!」と、ムスカごっこをしたかったのですが、多分ご近所の方に警察を呼ばれてしまうので断念。 ということで、説明板の内容よりはだいぶ簡易ですが、調布市のサイトにあった説明を置いておきますね。 山野庚申(こうしん)塚の庚申塔 https://www.city.chofu.tokyo.jp/www/contents/1176118968515/index.html

朝散歩の風景「吉野農園(の、にわとりさん)」(2020.06.01 up)

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今朝は霧雨。 ふと、ご近所のにわとりさんたちはどうしているのだろうと思い、三鷹市野崎2丁目の 吉野農園 さんに行ってみました。 ちなみに、今後も、この朝散歩でたびたび登場するであろうスポットです。 着いてみると、「このくらいの雨ならへっちゃら」という感じで、人間と同じく朝のお散歩中。 というわけで、彼らと交渉の末、写真を何枚か撮らせていただきました。 ちなみに、にわとりさんのビジュアルの力と、朝散歩の時間は直売機がまだ開いていないゆえ、写せておりませんが、、、吉野農園さんの庭先直売機では、卵に応じてキウイや旬のお野菜も購入できます。 吉野農園さんの直売情報 (まちなか農家のWEBサイトへ) https://machino.tokyo/place/yoshino-noen/ 吉野農園さんのインタビュー記事 (まちなか農家のWEBサイトへ) https://machino.tokyo/takahiro_yoshino/ 少し前の記事になってしまいますが、2つ目の記事はオススメですよ♪ (すみません、私が書きました) よく見ると、鶏冠とかくちばしの下とか、目の周りとか、なかなかおしゃれなお顔立ち。 のっしのっしと歩くさまを見ると、恐竜の子孫という話もなるほどと感じます。 「パーティー行かなあかんねん」 サスペンスドラマで、お隣の様子を教えてくれるご婦人 にわとりさんたちの住処。 日中は、お散歩の子どもたちが楽しそうに観察しています。  (しかし、観察されているのは本当はお前たちのほうなのだ。ふっふっふ) 市内には、他にも平飼い卵の農家さんが何軒かあって、庭先直売機で購入できます。 市内の大手スーパーに卸している農家さんもいます。 緑のピータン、、かと思ったらキウイだ! そう、卵だけでなくキウイも名物♪ 加えて、吉野農園さんの直売機では、のらぼう菜など季節のお野菜も楽しめます。

朝散歩の風景「おやつのう~お」(2020.05.31 up)

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このブログでの朝散歩の風景、連載?第5回目にして、タイトルがなぜか洋菓子屋さん。 「さてはネタに困って血迷ったか?」と思われるかもしれませんが、さにあらず。 本日は、朝はぼんやり過ごして、9-10時台に朝散歩をしたので、終着点を「 おやつのう~お 」さんにしたという次第。 と言うと、さらに「おやつなら、午後に買いに行けばいいのに」と思われるかもしれませんが、午前中早めに行かねばならぬ理由があったのです。 そう、本日は「三鷹素材のスイーツ大集合!」の最終日。 油断して午後遅い時間にでも訪れた日には、スカスカのショーケースを眺めながら、己の怠惰と慢心を恨むことになりかねません。 未来の自分の遺恨を買わぬためにも、朝散歩とセットにすることが必須だったのです。 おかげで、生産者さんの手間暇と、う~おの魚住さんの職人技の結晶たる貴重な三鷹素材のスイーツたちを、全種類きっちり購入することができました♪ 今日のおやつに家族でシェアし、ウォーキングの成果をリセットしつつ、幸せなひとときを過ごしたいと思います。 武蔵境駅からかえで通りを南に1.7kmほど 左手に、優しい雰囲気の木のエントランスが その時々のキャンペーンなどが、ボードに書かれています。 今回のお目当てはもちろん「三鷹素材のスイーツ大集合!!」 三鷹スペシャルショート♪ 「ショート」が何かは諸説あるようですが、この場合、花形ポジションであるという点において、野球の「ショート」に近いものがあります。 吉野園さんのキウイタルト♪ 地表はキウイで埋め尽くされ、もはやタルトが見えません。 やみつきキウイレアチーズ♪ やみつきの名の通り、これを食べてしまった人は、次回の三鷹フェアまで度々禁断症状に苦しむことになります。 キウイロール♪ 恵方巻きがなければキウイロールを食べればいいのに。 三鷹レモンドーナツ♪ う~おさんの銘品「レモンドーナツ」まで三鷹フェア。 いわば、シャアザクの赤色が漆塗り、みたいな感じですね。 例えが込み入っててわかりにくいけど。 天神山スドーボール♪ オシャレでかわいいオリジナルスノーボール。 ちなみに、天神山は三鷹では貴重な城郭遺構でもあります。 というわけで、今回のランナップ! 通常メニューも全部美味しい。全部食べたい。 住宅街の洋菓子屋さんって、自転車や車を停めるのに困ることがありますが、う~おさんは駐

朝散歩の風景「連雀中央公園」(2020.05.30 up)

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三鷹市上連雀6丁目の「連雀中央公園」。 三鷹通りと連雀通りに近接し、団地と戸建住宅が立ち並ぶエリアにありながら、広々とした気持ちの良い公園。 北側には 三鷹市芸術文化センター があります。 一見、もともとの緑地だったようにも見えますが、 国土地理院のサイト で昔の空中写真を見てみると…、 戦前や戦後すぐは畑であったところが、南側の団地の一部だったり戸建住宅だったりした時代を経て、団地の建て替えで広場が形成され、さらに用地買収で公園が拡張され、1990年代以降に今の形になった、 と推測されます。 (市の資料をあたったり、昔から住んでいる方に訊けばわかる話ですが、あくまで散歩写真のブログなので、ご容赦を) 緊急事態宣言の解除を受け、遊具に貼られていた使用禁止の表示が外されていました。 ヤマボウシの木がまとまって植えられていました。 ちょうど花が見事な時期 空が高い公園って、のびのびした気持ちになりますね! 芝生の中に咲いていた、、、ゲラニウム? 芝生の中に咲いていた、、、ハルジオン?

朝散歩の風景「ルーテル学院大学」(2020.05.29 up)

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三鷹市大沢3丁目の「 ルーテル学院大学 」 このブログに先行して朝散歩写真のアップを日課にしてきたFacebookでは、つい十日ちょっと前に紹介したばかりなのですが、、、 雲ひとつない青空を見て、つい自然に足が向いてしまいました(笑) ルーテルとは、世界史で習う宗教改革者・ルターのこと。 つまり、キリスト教の中のルター派に属する大学です。 (具体的には、日本福音ルーテル教会と日本ルーテル教団が母体となっています) 以前大学の方にお話を伺ったのですが、ルター派の教団が運営する学校や福祉法人は、どの国でも規模を追わず「小さく丁寧に」というのが特徴なのだそうです。 それはこのルーテル学院大学も同様で、1学年90人という、本当に小さな大学です。 その規模を生かして、心と福祉の専門家を、丁寧に育成されています。 前身の神学校は1909年創立(熊本にて)、中野区を経てこの三鷹に移転してきたのが1969年ということで、昨年に創立110周年・三鷹移転50周年という大きな節目を迎えられました。 写真をひと目見ていただければおわかりのように、村野藤吾による建築群と周囲の環境が相まって、小さくともキラリと光る本当に美しい大学です。 横に撮っても、、、 縦に撮っても、、、 うつくしい… 道路沿いの花壇は、市の花壇ボランティアの制度により、地域の方々によって美しく保たれています。

朝散歩の風景「大澤八幡神社」(2020.05.28 up)

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三鷹市大沢3丁目の「大澤八幡神社(八幡社)」。 江戸時代が始まる前後、慶長年間の創建とされています。 この大沢エリアは、野川の恵みもあり、古代から人々の暮らしのあった場所ですが、ちょうどその時期に武士の一団の帰農があったようで、村落としての規模を増したようです。 はじめは、現在の大沢5丁目、野川のすぐそばの古八幡社の場所だったそうですが、大沢全体の中心にということで、1617年に現在の国立天文台の敷地内にあった長久寺の敷地に移転。 それが、大正時代に天文台が麻布から三鷹に移転するにあたり、八幡社も長久寺も予定地にかかってしまい、1917(大正6)年に現在の場所になりました。 これがもう少し北のエリアだったら、中島飛行機三鷹研究所の建設の際に、さらに3度目の移転ということになっていたかもしれませんね。 木製の明神鳥居をくぐってすぐ左手には、大正の移転について記した非常に立派な石碑があるのですが…、その写真はまた日を改めて(笑) *参考:『てくてく・みたか : 市内歴史散歩』(三鷹市教育委員会, 2001(新編)) ほか 人見街道からすぐの場所に、特徴的な木製の明神鳥居があります。 高い木に囲まれた境内。晴天だと、青空とのコントラストが見事です。 大正の移転時に設置されたものか、もともとあったものが移設されたのかはわかりませんが、力強い彫刻に、昔の村の人々の思いを感じます。 境内にそびえる見事な木々。現在地での100年余りの歴史を考えると、移転の際に植えられた苗木がここまで育った、ということでしょうか?